<四日市南署>留置場の管理ずさん 少年の「携帯使用」問題(毎日新聞)

 三重県警四日市南署が道交法違反容疑で逮捕、拘置していた少年(19)が「留置場内で携帯電話を使用した」と供述した問題で本来は同署が別々に保管する携帯電話と、歯ブラシなどの日用品が同じロッカーに置かれていたことが23日、捜査幹部への取材で分かった。少年は歯ブラシを取り出す際に携帯電話を持ち出したとみられるが、日用品の取り出しにも警察官が立ち会う規定があり、留置管理のずさんさが問われそうだ。県警によると、容疑者の所持品については、携帯電話や刃物は「留置場内で不必要な危険物」と規定し、衣料や歯ブラシなどの日用品とは別の場所での保管を定めている。

 少年は2月12日朝、日用品用のロッカーから歯ブラシを取り出した際、中にあった携帯電話を取り出し、留置場内に持ち込んだらしい。ロッカーから所持品を取り出す際に必ず職員が立ち会うとの規定も守られていなかった。県警は所持品の保管状態や少年が歯ブラシを取り出した時の状況を確認している。

 県警監察課は「少年の話が事実ならば、規定の順守を徹底し、所持品の管理方法を検討する必要がある」と話しており、職員の処分も検討している。

 少年は1月25日、酒気帯び運転容疑などで逮捕、起訴され、四日市拘置所に移送される2月12日まで同署3階の留置場に拘置されていた。携帯電話を持ち込んだ理由について「家族や友達が心配しているだろうと思い、連絡を取りたかった」などと話しているという。【大野友嘉子】

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